■2011年10月30日(日)
前進を実感する。 / 目に映るすべてのことはメッセージ。
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他力箱 と ニコニコキャラバンのジョイントイベントでDJをしてきました。 その中で起きたある出来事について。
他力箱というイベントは、 BMSあたり出身のトラックメイカーを集めて遊ぼうという趣旨だったりします。
で、そこに、以前に別の場所で会った、BMSと全然関係ない人が来ていました。
この日、自分は音ゲーで使われていた古い目のハウスを使ってDJしていたのですが、 「割と普通のHouseのDJでしたよね」という感想をいただいて、 あー、勝ったなーと思いました。
音ゲーで使われていた古い目のハウスは、 音ゲーを知っている人には、音ゲーで使われていた曲として訴求しますし、 音ゲーを知らない人には、古いアンセム気味ハウスとして訴求します。 どちらか一方を置いてけぼりにすることなく、両方を巻き込んで行きたいなぁという部分を うまくクリアできたと思ってます。
今回は、音ゲーの曲でしたが、 当然、アニソンについても同じことをやっていければいいなと思っています。
最近、こういった思考に基づく行動が、結構うまくいきつつあるなぁと 実感することが結構あります。
DJであれ、単曲であれ、人に聞かれます。 人に聞かれるときに、聞いてくれる人を複数想定して、 どういう風に聞いてもらえばいいのかを考える。 想定した人全員に楽しく聞いてもらうために、 楽しいという気持ちを共有してもらうために なにをどう流していくべきなのか。 そういうことを考えて、DJをしていきたいし、 そういうのを考えることこそがDJなのではないかと思っています。 少なくとも、自分の中ではそうだなと思っている。
ちなみに、この考え方って ソフトウェア工学的に言えば、 ユースケースの調査から始まり 実装・テスト・フィードバックに至るウォーターフローモデルその物で、 全然違う所で得た経験が役立つことがあるんだなーと思わされたりする。
違う所で得た経験が役立つ という話だけど、 DJを表現者としてとらえた場合、 歌手、役者、芸能人、その他人前に立つありとあらゆる人から学ぶべきことはあるだろうって 最近思うようになってきました。
DJは見世物ではないと思えども、 ブースの上に乗っけられたり、最近だとUST向けにカメラが回っていたりする以上、 やっぱり見られるわけで、 どうせ見られるならよく見られるようにしたいよね というのは正常な欲求だと思うので。
勉強です。 | | |