■2011年04月23日(土)
T-RackSが安売りなのでメータだけ買うことにした
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とりあえずT-RackSのデモを試してみた。 音は、まぁ、いいんだけど、 iZotope Alloyみたいなチャンネルストリップに比べると やっぱり単機能のvstは見通しが悪くなっちゃうよねぇ ということで、EQ,COMP類は買わないことに。
でも、メータモジュールについてるPerceived Loudness メータが便利そうだということがわかったので、 メータ部分だけ買うことにしました。
Perceived Loudness は多分、日本語では感覚音量とか訳せば良くて 人間が感じる音量に近い数値を出してくれるメータのようです。
ピークメータはデジタルデータをそのまま投影した物なので、人間の感じる音量からかけはなれたものですし RMSメータ、VUメータは、ピークメータよりは人間の感じる音量に近いですが、 人間に聞こえやすい帯域とか、マスキングによる音量感の目減りにはまったく無関係な値を出すため、 やっぱり、人間が感じる音量とはかけ離れた値が出ます。
Perceived Loudness はこの辺の「人間に聞こえやすい部分」とかを考慮した値を出してくれるので、 ピーク,RMS,VUを当てにしながらミックスバランスを決めていくよりも 幾分かわかりやすいのではないかなーと思います。
あと、音楽ジャンルごとの一般的なPerceived Loudnessを提示してくれるので どの辺を目標として音量をつめればいいのかみたいなことも判断しやすくてよいです。
これ、買ったら、MIXやらマスタリングは Peakメータでクリップしないことを確認しつつ RMSとスペアナで、低音のバランス感を確認しつつ Perceived Loudness とスペアナで、中域の音量感を確認しつつ 全部のメータがそれっぽくなる範囲に落とし込んでいく という作業になるのだろうなぁと。
思うわけです。 | | |